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麻布医院

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がん肝炎治療の名医がいるクリニック

東京都肝臓専門医療機関、Billingual Clinic(English,Japanese)


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ピロリ菌外来

当医院は消化器病専門医(社団法人日本消化器病学会専門医)がいるクリニックです。

ピロリ菌

ピロリ菌は胃の粘膜の中にいて胃潰瘍や十二指腸潰瘍などを起こする細菌です。日本人は40歳以上では約80%の人がピロリ菌に感染しています。再発を繰り返えす難治性の胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因になり、ピロリ菌の除菌でこれらの難治性潰瘍が治ることが知られています。

また、ピロリ菌の除菌が胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの治療としてだけでなく、胃癌の予防につながることが注目されています。胃癌による死亡は年5万人にものぼりますが、この胃癌になるリスクはピロリ菌の除菌によって3分の1になることが明らかにされています。

ピロリ菌除菌

ピロリ菌が様々な病気(胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃癌、潰瘍性大腸炎、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病など)の原因になることから、日本ヘリコバクター学会は、「ピロリ菌感染症(H. pylori 感染症)」を除菌治療の適応疾患として推奨度A(最も治療すべき適応疾患)としています。

ピロリ菌を除菌するためには3種類の薬を1日2回1週間続けて服用します。始めて受ける治療は一次除菌とよばれ、2種類の抗菌剤(ペニシリンとクラリスロマイシン)と1種類の胃薬(プロトンポンプ阻害剤)を同時に服用します(除菌成功率約85%)。副作用で多いのは下痢ですが、大抵の場合は整腸剤の服用で予防できます。また、ペニシリンアレルギーを持つ患者さんは一次除菌を受けることができません。

除菌が終了した後は尿素呼気試験(UBT)と呼ばれるピロリ菌検査で胃の中のピロリ菌が死んでいるかどうかを確認します。尿素呼気試験は除菌が終了してから4週間の間をおいて行います。もし、一次除菌が成功しなかった場合は2回目の除菌(二次除菌)を受けることになります(成功率約90%)。

ペプシノーゲン検査

ピロペプシノーゲン検査(ペプシノーゲン法)とは採血のみで簡便に行える胃癌の早期発見を目的とした検査法です。

ピロペプシノーゲン検査では、血液中のペプシノーゲンを測定し、胃癌危険群である進展した萎縮性胃炎を見つけ、胃癌の早期発見を目的として開発された検査法です。

胃二重造影検査(バリウム検査)とは異なり、採血のみで簡便に検査が行えます。また、胃癌の危険因子である「進展した萎縮性胃炎」という前癌病変をスクリーニング出来る点でもすぐれた検査です。

この検査で測定するペプシノーゲンは胃で特異的に産生されるたんぱく分解酵素「ペプシン」の前駆体です。ペプシノーゲンには2種類のサブタイプ、ペプシノーゲンI(PGI)とペプシノーゲンII(PGII)が存在し、PGIは胃底腺領域で産生され、PGIIは胃粘膜全体で産生されます。血清ペプシノーゲン値は幽門線側から口側に進展する胃粘膜の萎縮性変化を反映して低下します。

PGI値およびPGI/II比(PGIとPGIIの比)を指標として、胃癌危険群である進展した萎縮性胃炎を同定し、胃癌検診に開発されたのがペプシノーゲン法です。ペプシノーゲン法では、胃癌症例群と健常対象者群を比較検討した結果から、PGIが70ng/dl以下かつPGI/II比3以下が胃癌スクリーニングの基準となっています。

胃癌スクリーニングにおけるペプシノーゲン法の有効性については、いくつかの報告が見られます。605例の胃癌症例についての報告では術前ペプシノーゲン検査の陽性率は65%で、このうち人間ドックで発見された胃癌症例184例に限ってみるとペプシノーゲン検査陽性率は85%となり、無症状者に対する胃癌スクリーニングにおいて、ペプシノーゲン検査が有効であることが示されています。

胃癌の早期発見のため、ペプシノーゲン検査を受診される事をお勧め致します。

胃がんリスク検診

胃がんリスク検診とは、血清ペプシノーゲンとH.pylori抗体の有無を測定して、胃がんの高リスク病変である萎縮性胃炎患者とH.pylori感染者を割り出し、胃がんのリスクに応じて内視鏡検査の頻度を変える検査法です。

ペプシノーゲン検査の結果とH.pylori抗体価の組み合わせから、胃がんのリスクを次の4群に分けて、内視鏡検査を受ける頻度を推奨しています。

  • A群:H.pylori陰性でペプシノーゲン検査が正常(PGI/II比>3)の方。H.pylori感染が無く胃粘膜の萎縮がない状態です。胃がんの発生するリスクはほとんどありません。胃内視鏡は5年ごとに受けることが推奨されています。
  • B群:H.pylori陽性でペプシノーゲン検査が正常(PGI/II比>3)の方。H.pylori感染がありますが胃粘膜の萎縮が進んでいない状態です。胃がんの発生率は一年間で1,000人に1人です。胃内視鏡を3年ごとに受けることが推奨されています。
  • C群:H.pylori陽性でペプシノーゲン検査が陽性(PGI≦70かつPGI/II比≦3)の方。H.pylori感染があり胃粘膜の萎縮が進んでいる状態です。胃がんの発生率は一年間で400人に1人です。胃内視鏡を2年ごとに受けることが推奨されています。
  • D群:H.pylori陰性でペプシノーゲン検査が陽性(PGI≦70かつPGI/II比≦3)の方。この群は、胃粘膜の萎縮が進んでH.pyloriがすめなくなったためにH.pylori抗体価が陰転したグループで、最も胃がんのリスクが高い状態です。胃がんの発生率は一年間で80人に1人です。胃内視鏡を毎年受けることが推奨されています。

費用について

ピロリ菌の除菌は消化性潰瘍の治癒だけでなく、胃癌をはじめとするH. pylori関連疾患の治療や予防に役立つため、日本ヘリコバクター学会は「ピロリ菌感染症」を積極的に治療すべきであると推奨しています(日本ヘリコバクター学会 2009 年ガイドライン)。

費用については、胃十二指腸潰瘍、MALTリンパ腫、早期胃癌内視鏡治療後および特発性血小板減少性紫斑病と診断された「ピロリ菌感染症」の患者さんは保険診療で除菌を行うことが出来ます。

しかし、これらの病気に該当しない「ピロリ菌感染症」の患者さんは保険診療の適応がなく除菌治療の費用は自己負担となります。

【胃十二指腸潰瘍、MALTリンパ腫、早期胃癌内視鏡治療後および特発性血小板減少性紫斑病と診断されていないピロリ菌感染症の方の費用】

  • 胃がんリスク検診(初診料、採血・検査費、報告書および再診料を含む):7,560円(但し、各種人間ドックや健診を同時に受けられる方は 3,240円)
  • ピロリ菌検査:3,240円(ピロリ菌抗体検査)、5,400円(便中ピロリ菌抗原検査)
  • ピロリ菌外来診察料およびピロリ菌除:27,000円
  • 除菌判定検査(再診料および除菌判定料を含む):8,640円
  • ペプシノーゲン検査:4,320円

当院の治療方針

ピロリ感染症が原因で起こる疾患は、我慢して治るのを待ったり、市販の薬を飲んだりしても、病気が長引き悪化してしまうことがあります。少しでも「辛い」と感じたり、不安を感じたりすることがあれば、消化器病専門医のいる当クリニックにお気軽にご相談ください。

ご予約方法・お問い合わせ

ピロリ菌外来は、携帯、スマートフォン、PCからhttp://azabu.atat.jp/あるいは右記のバーコードでご予約頂けます。また、直通電話:03-5545-8177で、お電話いただいて、ご予約もできます。お問い合わせについても、お気軽にお電話ください。

診療時間

休診日:木曜、日曜、祝日

※当院ご受診の際、診察券をお持ちの方は窓口にご提示ください。
 なお、診察券の紛失等に伴う再発行につきましては、
 再発行手数料として、100円を徴収させていただいております。
※誠に申し訳ありませんが、当院では15歳以下のお子様の診察は行っておりません。
※診療の最終受付は、診療終了時間の10分前とさせていただきます。