トップページ > 大辞典
濃い紫の色素成分。アントシアニジンは不安定なために、糖が結合した形で植物中に存在する。この、糖が結合した形がアントシアニン)。例えば、ブルーベリーのアントシアニンは、5種類のアントシアニジン(デルフィニジン、シアニジン、ペチュニジン、ペオニジン、マルビジン)に3種類の糖(アラビノース、グルコース、ガラクトース)が結合した形で存在し、その組み合わせにより15種類ある。
植物由来の含窒素成分の総称。免疫調整作用。マクロファージが産生するTNF-αの産生を抑制する。えぐ味や苦味成分。免疫力を高め、病原菌や毒素を体外に排出。がん予防。茄子に含まれる。
ワサビや菜の花の辛み成分。がん予防、血栓防止作用、抗菌作用。わさびにはメチオニンから作られるシニグニンと呼ばれるグルコシノレートが含まれ、ミロシナーゼと呼ばれる酵素で分解されて、辛み成分であるアリルイソチオシアネートになる。ワサビ、カラシ、マスタード、菜の花に含まれる。