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玉ねぎの黄色や茶色の皮の部分に含まれる色素成分。フラボノイド系のファイトケミカル。抗酸化作用があり、動脈硬化による心臓病や脳血管障害などの予防に役立つ。さらに、ケルセチンにはがん細胞の増殖を抑える働きや抗アレルギー作用があり花粉症を緩和する働きもある。ブロッコリーにも含まれる。
健胃作用や胃腸内の殺菌作用がある。毒性の強いものに特異的に吸着する性質があり、食物繊維の数千分の一の小ささのため、食物繊維では入れない小腸の谷間へ入り、小腸にたまっているダイオキシンなどの環境ホルモン、有害金属などに吸着し、排出する効果がある。体内に吸収されるとヘモグロビンに変化する。貧血予防、コレステロールの低下、解毒、整腸、がん予防、疲労回復、風邪の予防にも有効。
抗酸化作用で細胞の老化を防止、脂質の酸化を防ぎ、コレステロールを減らす。動脈硬化や高血圧などの生活習慣病や老化、がんを予防。ビタミンCとの相乗効果が期待される。じゃがいも、さつま芋、茄子、ごぼう、プルーン、コーヒー豆などに含まれる。